エンゲージリング・マリッジリング選び
指タイプ別、似合う指輪デザイン
●大きい手、長い指のタイプ
大きい手や長い指は比較的どんなデザインの指輪でもキレイに着けられる指です。
強いて言えば幅がやや太めでボリュームがある華やかなタイプがバランスも良く、指先を美しく演出してくれて指輪とベストな相性と言えるでしょう。
逆に細く華奢だったり、チマチマとしたデザインになると指輪が貧弱に見えてしまうので避けた方が無難です。
もし細く華奢な指輪が欲しい場合は、結婚指輪との重ね付けによってボリューム感を出すことを考えてみてはどうでしょう?
●小さい手、短い指のタイプ<
アームのラインがストレートでボリュームのある指輪は指の長さををプツンと分断させてしまうので余計に短く見えてしまいます。
短い指はV字やU字ラインの指輪で指の付け根の位置(重心)をずらしてしまうことで、長い指に見えますのでV字やU字ラインの指輪がおすすめです。
同じようにウェーブラインも、指輪の流れに強弱が生まれて動きがでるので、短さをカモフラージュすることができます。
●太い指のタイプ
太い指の場合は細いアームだと、それと比較されることで余計に指の太さが目立ってしまうものです。ですからノーマルからやや太めのアームの指輪を選ぶことをおすすめします。
しかもV字、U字、ウェーブなど変化のある指輪の方が動きがでるので軽く見えます。スパイラルのようなデザイン(婚約指輪では難しいかもしれませんが)なら、細い指輪のライン流れがスッキリとした雰囲気を作り出してくれて素敵です。
避けた方がいいのは、かなり太くてボリュームのある指輪や、逆に極端に細いものです。 ただ太くてもアームに透かし模様が入っていたら軽さが出るので試す価値アリです。
婚約指輪と結婚指輪の重ね着けをしたときも、ぴったりとアームが重なるものより少し隙間のある方が指がきれいにみえます。
●長くて細い指のタイプ<
指輪を選ばないと思われがちな細い指ですが、単純に細く華奢な指輪を選んでしまうと貧弱に見えてしまうこともあるので注意が必要です。
だからといってボリュームのある指輪では指が負けてしまいます。
ポイントは「繊細なイメージ」のある指輪です。単なる押し出しの強い迫力のあるデザインではなくて、多少ボリュームがあっても繊細なイメージを醸しだしたものがぴったりなんです。
フラワーやハートなどの甘いモチーフも指に似合うはずです。
●節太い指のタイプ
シンプルな指輪よりも節部分に直接視線が行きにくい、変化のある指輪の方が、節の太さやゴツゴツ感をカモフラージュしてくれます。
メレやパヴェダイヤで変化を加えた指輪もいいでしょう。
また、節の太さで指輪のサイズが決定するために、指の根元ではゆるくてくるくると回転してしまうこともあります。
そんな指タイプの場合は、正面が決まっていないデザインの指輪や、ダイヤが一周しているエタニティリングのようなものなら回転してしまうのも気にならなくて済みます。