婚約指輪・結婚指輪の予算・相場
婚約指輪と結婚指輪は、新生活のスタートを飾る記念の品です。いろいろとお金がかかる時期だけに、予算はいくらくらいが適当なのか、気になるところです。そこでデータをもとに、最近の傾向をリサーチしてみましょう。
マリッジリング予算・相場
婚約指輪の平均購入金額は05年度で38.7万円です。
詳しく分布を見てみると、「30〜40万円未満」が19.0%と最も多くて、続いて2番目に多いのが「20〜30万円未満」で16.7%、3番目には「10〜20万円未満」と「50〜60万円未満」が13.8%と同ポイントです。
「10万円未満」と「60〜70万円未満」が7.1%と同ポイントに。
そしておもしろいことに、「40〜50万円未満」が11.0%なのに対し、それより高めの「50〜60万円未満」の方が13.8%と増えていることがわかりました。
平均値の「30〜40万円未満」をピークとしてピラミッド型になるかと思えば、決してそうではないことがわかります。
指輪の価格は「給料の3ヵ月分」といわれたりしますが、もともとは、ある宝石会社のキャンペーンテーマに使われていたフレーズで実際の目安ではありません。
現婚約指輪の値段の差は、アームの素材やデザイン、選ぶダイヤの大きさや質などがポイントになっています。こだわりを絞り込めば低予算でも満足度の高いリングにできるはずです。
婚約指輪のほかにも、結婚費用は色々とかかりますから、全体とのバランスを考えて無理のない予算を組みましょう。
エンゲージリング予算・相場
結婚指輪(2人分)の購入金額では、「10〜15万円未満」が30.6%で最も高く、「15〜20万円未満」が20.7%、「25万円以上」が18.8%と続きます。
これは、半数以上の人が10〜20万円で購入していることになります。
また、時系列で判明したのが、10年前の95年度には5万円未満の購入者が12.8%だったのに対して、10年後の2005年度ではたったの2.4%に減少しています。
ちなみに1995年度では「5〜10万円未満」が48.0%と全体の半数を占めていたのも特徴的です。
この金額の変動を見るだけでも、10年間で結婚指輪への意識はかなり変わってきたことがわかりますね。結婚指輪の購入金額は平均17.3万円です。
結婚指輪のアーム素材の中でも人気が高いプラチナは、産出国が少なく価格が変動しやすいのも特徴の一つです。高騰が続くと指輪が値上がりするケースがあることも頭に入れておいてください。
どちらにしても無理をして高価な婚約指輪・結婚指輪を買っても、つける機会がない!なんてことになっってしまったらもったいないです。まずは自分達の収入に見合った予算を決めるところから始めていきましょう。
指輪が安いから、高いからっていうことではなく、自分たちが気に入ったもの、満足できるものならばそれでいいのかなと思っています。ただ、高価で思い出にも残る買い物ですので、納得のいく指輪を選んでください。
その際のポイントは、それが自分達のファッションやスタイルに合ったもデザインなのか(身に着ける頻度が高いものを選ぶ)、ショップ店員の対応は信頼できそうか(長くおつきあいできる雰囲気なのか)、アフターサービスには納得できるのか、なども選択の対象におくべきだと思います。どうか納得のいく指輪を手に入れてください。